全ての公式戦も終了し、オフシーズンとなった12月。
今季一番の冷え込みとなった土曜日の朝のグラウンドは、朝日に照らされた霜柱が溶けて泥んこ状態。もう一時間もすれば良いグラウンド状態になりそうなので、それまでの間ロードワークをすることとなりました。
コースは佐久市東スポ少伝統の小倉観音堂までの約1キロ。
距離的には短いですが、前半の緩やかな勾配が地味に体力を奪い、後半の急な坂道で足はガクガクになります。ゴール直前は舗装のない傾斜と石階段が続き、疲れ切った足を高く上げないと昇れません。
日頃、運動不足の大人にはひざ下の感覚がなくなり、胃から何かが逆流しそうになる程ハードコースですが、小学生にとってはハード過ぎずそこそこキツイこのコースが丁度いいトレーニングになっています。
しかし、2019年の台風の影響で倒木や土砂でコースが荒れ2年ほど中止となっていました。
概ね4年生から参加する小倉観音堂ロードワークですが、2年間中止となっていた為、4年生は勿論、5,6年生たちも今回が初めてとなりました。
初めての体験に「きつーい!」「やべー!」と苦しい声をあげながらも、ゴール後は「めっちゃ気持ちい―!」「明日もやりたい!」と達成感と清々しさで興奮していました。
加藤総監督が持つノートには十数年分の歴代選手たちのタイムが記録されています。
記録を見ると甲子園に出場したOB達や高校駅伝で活躍したOBの記録もあり、選手たちにはとてもいい目標になっています。
概ね6分前後が標準タイム。
歴代のトップレベルが4分台。(後半の急こう配でも膝を上げて余裕で走ってたそうな・・・)
毎週末の練習で実施予定の小倉観音堂ロードワーク。
今回の1位は6年生の箕輪君。
次回は誰が1位になるのか。
また、今季の5,6年生たちの中から過去の記録を塗り替える選手が出るのか出ないのか。
そして、4年生は例年6年生には敵いませんが、今回6年生より速くゴールできた選手が数名いるのも楽しみのひとつです。
お父さん、お母さん方も参加自由ですので、土曜朝一の爽快感を味わいたい方。「まだまだ息子には負けないよ」という方はご参加ください。
スタート前
急こう配を登りきったここからゴールまでが一番きつい
足がガクガク状態のコース終盤の最難関
ヘトヘトながら全員ゴール
ゴール後の参拝前に一発
参拝者に記帳
加藤総監督も一緒に登りきり、取りあえず集合写真
澄んだ空に遠くの山や村が見えて良い景色
帰りは6年生が最後尾で4,5年生をフォロー